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Windows10 2018.06.04
Windows 10 で NAS に接続できなくなる問題 SMBv1 有効化は危険

Windows 10 で NAS (ネットワーク接続ハードディスク) に接続できなくなる問題が発生しています。

アップデート後に接続できなくなる場合が多く、また、すべての Windows 10 パソコンで発生するわけではありません。


NAS (ネットワーク接続ハードディスク) とは

NAS (Network Attached Storage) ナス と呼ばれ、ネットワーク上に設置することで複数のパソコンから同時にハードディスクに接続することができます。

NAS(ネットワークHDD)とは? IO-DATA



SMB (Server Message Block) の v1 が標準で無効

Windows 10 Fall Creators Update から既定では SMBv1 はインストールされなくなりました。2017年 05月 に SMBv1 の脆弱性をついたランサムウェア WannaCry の感染被害が拡大したことで、セキュリティ機関では無効化を推奨しています。

ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス


新しい NAS 製品を購入する
NAS のファームウェアをアップデートする


SMBv1 の有効化はセキュリティリスクがある

ネットでは安易に SMBv1 を有効化 する方法が解決策と説明しています。しかし、2018年 04月 に攻撃が活発化している報告もあり、危険であることを理解して実行してください。


SMBv1 を再インストールしないことを強くお勧めします。 この古いプロトコルには、ランサムウェアや他のマルウェアに関する既知のセキュリティの問題があります。

Windows 10 Fall Creators Update と Windows Server バージョン 1709 の既定では SMBv1 はインストールされません



Windows 資格情報を追加する

古い通信プロトコル SMBv1 を使っている NAS に接続したい場合、パソコンに Windows 資格情報を追加することで解決することがあります。


ローカル アカウントに切り替え NAS に接続可能か確認

ワークグループ環境で Microsoft アカウント を使用すると、接続時に Microsoft アカウントの情報を使用します

1.[ コントロールパネル ] から [ ユーザーアカウント ] をクリックします。

2.[ 資格情報マネージャー ] をクリックします。

3.資格情報の管理 にある [ Windows 資格情報 ] を選択します。

4.[ Windows 資格情報の追加 ] をクリックします。

ネットワークアドレス
ユーザー名
パスワード

※ ホスト名、ネットワークアドレスの両方を登録することを推奨します。


5.[ OK ] をクリックしパソコンを [ 再起動 ] します。

Windows 10 Fall Creators Updateを適用したらNASに接続ができなくなりました

Microsoft アカウントを関連付けると、ファイルサーバーにアクセス時に資格情報の入力を求められるようになる



Windows10 サービスの設定を確認

Windows 10 April 2018 Update 後、サービスの一部が無効になっている場合があります。無効になっているとネットワークに表示されなかったり、アクセスできずファイル共有等ができなくなります。


Function Discovery Provider Host
Function Discovery Resource Publication

Computer browser
Workstation


1.[ スタート ] を右クリックし [ メニュー ] を表示させます。

2.スタートメニューの [ コンピューターの管理 ] をクリックします。

3.[ サービスとアプリケーション ] ― [ サービス ] をクリックます。

3.[ サービスとアプリケーション ] ― [ サービス ] をクリックます。

4.[ Function Discovery Provider Host ] を右クリックし [ プロパティ ] をクリックします。

5.スタートアップの種類を [ 自動 (延長開始) ] 、サービスの状態を [ 開始 ] にします。

6.[ 適用 ] ― [ OK ] をクリックします。

7.同様に [ Function Discovery Resource Publication ] も [ 自動 ] に設定します。


サービス「Function Discovery Resource Publication」について

Windows 10 April 2018 Update (バージョン 1803) で共有フォルダの不具合



2018年 6月 22日 Windows 10 April 2018 Update 後にネットワーク上の他のデバイスに接続できない現象について報告がありました。


■Microsoft エージェント
マイクロソフトは、Windows 10 バージョン 1803 を実行しているデバイスがホームネットワーク上の他のデバイスに接続できない現象についての報告を認識しており、調査を行っています。


ネットワーク接続の対策方法

サービス (ローカル) の一覧で、以下のそれぞれのサービスを右クリックしプロパティを選択します。そして、スタートアップの種類を [ 自動 (遅延開始) ] に設定し [ 適用 ] をクリックします。


Function Discovery Provider Host (FDPHost)
Function Discovery Resource Publication (FDResPub)
Network Connections (NetMan)
UPnP Device Host (UPnPHost)
Peer Name Resolution Protocol (PNRPSvc)
Peer Networking Grouping (P2PSvc)
Peer Networking Identity Manager (P2PIMSvc)

すべてのサービスの設定を変更したらパソコンを再起動します。


Windows 10 バージョン 1803 のエクスプローラーで、ローカル ネットワーク上の他のデバイスや共有フォルダーを検出できない場合があります


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